2010年07月24日

ナツメヤシの木陰で〜ある記事より


作家村崎百郎さんを刺殺、容疑者「本読んで恨み」供述

http://www.asahi.com/national/update/0723/TKY201007230726.html

 23日午後5時50分ごろ、東京都練馬区羽沢2丁目の作家村崎百郎(本名・黒田一郎)さん(48)の自宅兼事務所から「人を刺しました。捕まえて下さい」と男の声で110番通報があった。練馬署員が駆けつけると、1階居間で村崎さんが血を流してぐったりしており、病院に運ばれたがまもなく死亡が確認された。

 同署は、現場にいた横浜市の無職の男(32)が刺したことを認めたため、殺人容疑で現行犯逮捕した。男は調べに「彼の書いた本を読んで、だまされたと思い、恨みを持った」などと供述しているという。同署は男の刑事責任能力を慎重に調べている。

 同署によると、署員が到着した際、村崎さんは居間のソファにもたれ、そばに男が立っていた。村崎さんは腹を中心に二十数カ所を刺されていた。男は凶器の包丁を「殺すために最近購入した」と話し、村崎さんの自宅住所は「インターネットの掲示板を見て、知った」と説明しているという。

 村崎さんは、作家の唐沢俊一さんと時事問題をテーマに辛口に批評する対談をまとめた「社会派くんがゆく!」シリーズなどの作品がある。

話は、いまから6年ほど前に溯る。
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2010年05月09日

(言い訳としての)イマジンイラクに至る道・・・4

これまでの物語↓
〔(言い訳としての)イマジンイラクに至る道・・・3〕
〔(言い訳としての)イマジンイラクに至る道・・・2〕
〔(言い訳としての)イマジンイラクに至る道・・・1〕


(もどる)
 
2008年2月〜思文閣イベントは好評裡に進んでいた。
それは絵画展のみならず、トークイベント4回・音楽イベント4回・イラク映画上映会2回まで企画した、およそ贅沢なイベントだったこともあるけれども、(そして、その時のイラク映画ときたら、これまた優れた出来だった!)それ以上に観客を喜ばせたのは、会場の片隅に置かれた、1970年代のイラク写真のアルバムだった。大急ぎで、同朋舎のMさんに作ってもらった写真のポストカードは、売れに売れた。

京都の一隅に、バグダードの街角を再現した、このイベントも終わり、搬出の時がやってきた。多くの人を引き付けてきた絵画も、写真も、それぞれ、もといた場所へ・・・ヨルダン・ダルブナーギャラリーと、信州・黒姫の山中に戻さねばならない。
「それにしても・・・この写真は、すごいわぁ」
当時、思文閣の社員として会場の責任者を勤めていた Sは、段ボールに収める前のアルバムを眺めながら、歎息まじりに語った。
「なあ、あんた、この写真を送ってくれはった『黒姫のよしはら』さんには、いちど直接足を運んで、きちんと御礼をしときぃや。この方は、そういう付き合いをきっと喜ばはる方やで。」
まるで母親が息子に言い含めるように、Sは私にそう言った。
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2010年03月30日

ヒマジンイラク・・・イマジンイラク実行委員会のスタッフになりませんか

イマジンイラク実行委員会では、スタッフ募集中です。

589.jpg


イラクが好きで、IIP(イマジンイラク・プロジェクト)の趣旨に賛同していただける方は、
タイトルに「イマジンイラク希望」と書いて、
ヒマな時にちょこっと手伝ってもいいよ〜という方は、
タイトルに「ヒマジンイラク希望」と書いて、
imagine_iraq●yahoo.co.jpまでメールください(●は@マークです)。


実行委員会では、以下のような方をお待ちしております。続きをよむ>>

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2010年03月20日

7年前の3月20日

sosui.jpg

 首都の街区に、もう幾度目か分からなくなった冬が来ている。街路のプラタナスは、
葉を散らせ尽して、既に久しい。かつて夜の中でゆらめいていた十字路に立てば、
炎は地下深く埋葬され、その上を窓のない車が通り過ぎるばかりだ。

 Nよ。
 きみは僕のことを憶えているだろうか?
『風のクロニクル』桐山襲


私は、この日のことについて、特になんの感慨もない。
深夜遅く帰ってきて疲れていた。その朝はたまさか休みだった。
窓の隙間を目貼りした部屋の片隅で炬燵にうずくまっていた。
拾ってきた古いテレビがニュースを伝えていた。
次の瞬間には能天気なCMが流れた。

ブッシュが「48時間以内に攻撃する」というような
最終通告を出した映像が流れていた・・・ようだった。
これからは武力でアメリカが自由と民主主義を広めていくのだ、と
言っている人がいた・・・ようだった。
戦争に正当性を与えない国連から、アメリカを中心とした「新国連」を作るのだ、
とか言っている人がいた・・・ようだった。
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2009年12月01日

(言い訳としての)イマジンイラクに至る道・・・3

(もどる)

 2回目の企画会議の日。その日は、Oの紹介で講演を依頼していたK大のイラク研究の院生Yにも来てもらうことになっていた。私は、取るものも取りあえず、アルバムを持って会場に駆け付けた。彼は、アルバムの写真を見るなり、「これはいつごろの写真ですか」と聞いてきた。「70年代ごろだそうです」というと、「あぁ、じゃあフセイン以前のイラクが一番安定していた時代ですね」という。「このころは、、原油輸出による収入が増えて、その金で地方の反乱を宥和していた」という。淡々と答える彼に、「フセインの前は誰が統治していたん?」とS。「バクル将軍です」とY。聞きなれない人物名に、「そういえば、私らは、フセインよりも前のイラクのことなんて何も知らんな」Sと私は互いに顔を見合わせた。


■戦争さえ起きなければ・・・

 企画の日程は差し迫っていた。多岐にわたる出演者の日程調整、プロフィールと印刷物の編集、原稿の確認と印刷、配布、宣伝・・・私は深夜の多くの時間を事務処理に割いた。それらの作業は、雪だるま式に膨大な量となっていたが、なんとかこなした。どんなに激務でも、創造性が高いものである限り、人は、ある時点までは作業を進んでこなすことができる。だが、それが定型化してくると作業はしだいに億劫なものとなり、やがて鬱に似た感覚が生じて現実逃避をしたくなる。
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